独り言置き場を兼ねた『パ/ン/プ/キ/ン/シ/ザ/ー/ズ』の個人的ファンサイトです。二次創作がありますので悪しからず。
Posted by haruha(ハルハ) - 2007.10.04,Thu
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仕事がらみでBSEについて調べものしてるうちにわいてきました。
本誌ではそろそろフランシア伍長の謎が明らかにされそうなので、
捏造シチュは今の内に吐き出しておきますw
アパートのやたらときしむ階段を上がると、
目指す場所から想定外のにおいがする。
目指す場所から想定外のにおいがする。
無意識のうちにのどが鳴る。
ビーフ・・・・・・。
「おかえりなさい!」
戸をあけるや否や、「妻」が駆け寄って私の腰を抱く。
他人に聞かれてはまずいことを口にする時に体を寄せるのは、
どちらからともなく決められたルールだ。
もう何か言われることを覚悟しているらしい。
「肉なぞ買ってきて」
「妻」は微笑むだけだ。
「妻」がルールに厳しい人間であることはうすうすわかってきた。
ただ不文律もすべて規則とみなす自分と、
明文化されたものを熟知した上で、書いていないことは頓着しない「妻」。
どうやら根元の部分で我々は大きく方向性をたがえており、
話をしていると時折上りかけた梯子をはずされるような錯覚に陥る。
明文化されたものを熟知した上で、書いていないことは頓着しない「妻」。
どうやら根元の部分で我々は大きく方向性をたがえており、
話をしていると時折上りかけた梯子をはずされるような錯覚に陥る。
「はじめての『夫婦』(潜入例)ですから、一人身とは勝手が違います」
それが「妻」の切り札だ。
「大丈夫。
任務のついでにつぶしたての肉を
目の前でさばいてくれる店をリサーチしてたんです。
新鮮・美味・安心、三拍子そろってますよ」
任務のついでにつぶしたての肉を
目の前でさばいてくれる店をリサーチしてたんです。
新鮮・美味・安心、三拍子そろってますよ」
「羽目をはずすのもいい加減にしたまえ」
「できるだけ密封された食品をというのは、2課の不文律で規則じゃありません」
やはり、そうきたか。
「さぁさぁ冷めないうちにどうぞ。
あんまり料理のにおいがしないのも、ご近所さんに怪しまれちゃいます」
さっと体を離して踊るように台所に戻った「妻」が肉を食卓へと運んでくるので、
私はしぶしぶ席につく。
「ホラホラ眉間にしわ寄せない!
あんまり缶詰や瓶詰めが続いたから、顔まですっぱくなっちゃったんですか?」
私の料理、そんなに悪くないんですよ、などとつぶやきながら、
「妻」は手際よく肉を二枚の皿に取り分けて、
ソースのかかっていない部分を犬にやる。
ソースのかかっていない部分を犬にやる。
ひとくち口に運んで味を確かめると、「妻」はにっこりと微笑んだ。
「久しぶりに気合入れてお料理したから、味は格別です。
ティラミスだってこのとおり」
ティラミスだってこのとおり」
テーブル下では犬が吾関せずとばかりにせっせと骨を食らっている。
久しぶりのことに興奮しているのだろうか、
時折間の抜けたうなり声が部屋に響く。
先ほどの肉片はすでに胃の中らしい。
獣、人間双方からの異常検出されず。
……食してよし。
「不愉快だがな。よばれることにしよう。
ただし、今回が特例であることだけは留意しておきたまえ」
ただし、今回が特例であることだけは留意しておきたまえ」
「心に留めておきます」
一瞬、青い瞳が嬉しげに揺れたように見えた。
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拍手の中に入ってるものの前編のような感じに…。
ヴィッターが持っていた買い物袋の中はなぜか瓶と缶詰ばかりでした。
あちらの保存食というと、なぜかピクルスが浮かびます。
ちょうど少尉(ヴィッター)の顔みたいに。
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拍手の中に入ってるものの前編のような感じに…。
ヴィッターが持っていた買い物袋の中はなぜか瓶と缶詰ばかりでした。
あちらの保存食というと、なぜかピクルスが浮かびます。
ちょうど少尉(ヴィッター)の顔みたいに。
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