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独り言置き場を兼ねた『パ/ン/プ/キ/ン/シ/ザ/ー/ズ』の個人的ファンサイトです。二次創作がありますので悪しからず。
Posted by - 2025.07.21,Mon
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Posted by haruha(ハルハ) - 2007.05.06,Sun
お休みが終わっちゃうのでがっかりです。
6月は祝日がないのでつらいですよね。
個人的には、6月の仕事場は
ちょっと見目麗しい人たちがいるところなので楽しみなんですが。
それでも準備地獄は怖いですorz



少し前に触れたんですが、某素敵サイト様のところの3課メンバーにハマりまして、

http://haruhax.blog.shinobi.jp/TrackBack/31/  

↑ でもちょろりとプチ妄想ご披露したんですが、
それだけで飽き足らず、もそもそ書き続けてました (-_-;)


日頃のお話の傾向とはちょっと違います。


だから、先にお断りしておきます。
内容のオトナ度は雑誌でいうなら『少女コ●ック』とか『che●se!』程度。
表現はいつも通りごくごくシンプルに、そして「清潔に」・wです。

ただし、

フェチ入ってる伍長が許せる方だけクリックしてくださいませ。


拍手、ありがとうございます~
さくっと笑えるえっちい話をと思うのですが、なかなかうまくいきません。


シチュエーションは、上記TBを参照してください。
早い話みんなネクタイ結んでます。

なれないヒール靴を履いての行進で、アリスは脚をくじいた。

式典が終わるまで耐え切れずにしゃがみこんだ彼女を見かねて、

オレルドは伍長に医務室まで連れていくよう指示した。

 

 
「帝都 午前10時半」

 

医務室のベッドにアリスを下ろすと、伍長はようやく顔を合わせる。

これ以上下がらないほど眉が下がっている。

「あのぉ…捻挫ですよね。痛みますか?」

痛々しいのはお前の方だと言いたいが、とどまる。伍長が何か言いよどんでいる。

 

 

「なんだ伍長。言いたいことがあるなら申してみよ」

「いや。そのぉ。靴下が…」

靴下ごときに何を照れておると叱り飛ばそうとしたが、

よく考えると今日のそれはいつものブーツ用とは違って、脚の形がはっきり出ている。

これをとらないと処置できないが、やっかいなことに腰のベルトに手をかけないといけない。

(仮にも軍人。異性を救護することもあるだろうに、さっさとやらぬか)

心の中で息巻いてみるものの、そんなことすればするほどこちらも意識してしまう。

アリスの心中を知ってか知らずか、伍長は両方の靴をそっと取り去り、

患った方の脚を手のひらに静かに包み込んで頬を近づけた。

 

 

「痛い…ですよね?捻挫はまず冷やすんじゃなくて、
体温で暖めるといいって聞きました」

たしかに手や頬が当たっていると、痛みが薄れるような気がする。

それだけではない。時折伍長の前髪がふくらはぎや膝頭をなでる。

そのたびに体の奥がかすかに瞬く。そのうち体が熱を帯びてくる。

 

 

かたや伍長は、足首に頬を寄せたままじっとしている。

呼吸とともに静かに上下しているネクタイの結び目。
意外と頼りない首筋が詰襟ではない制服から露になっている。

見慣れない伍長の姿に釘付けになる自分の目。いけない。

 

 

「馬鹿者!何をしておるッ。靴下はとるから。その間に湿布と包帯をもってこい!」

動揺が伍長への叱責にすり替わって口から飛び出す。
ぬくもりは遠ざかってしまう。

名残惜しい。でも、薄い絹一枚隔てていることさえもどかしくなったとは、
口が裂けても言えない。

 

 

薬を抱えてアリスの下に戻った伍長は、黙って処置を始めた。

いつの間にか白手袋が胸ポケットに無造作に突っ込まれている。

湿布の冷たさ、手の暖かさやざらざらした感触、時折皮膚をなでる髪。

一度感度を上げてしまった知覚は、それぞれの刺激を恐ろしいほど汲み取っていく。

思わず荒くなった息が漏れる。

 

 

「痛いですか?」

手元を見つめながら伍長が尋ねる。

「いや。続けてもらってかまわない」

やっとの思いで返答する。

「良かったです。俺、こういうの慣れてなくて。…さぁ、終わりました」

戦場仕込みなのだろうか、予想以上に丁寧に巻かれた足首が現れる。

「手間をかけたな。礼を言う」

伍長はうつむいて黙ったままである。

「どうした、さっきから。歯切れが悪い」

アリスが顔を覗き込もうと体を精一杯折り曲げると、ふいに伍長が顔を上げた。

「あの…少尉。もう少しこのまま触らせてもらっても、いいですか?」

 

 

耳を疑った。前々から聡いところのある奴だとは思っていた。

だがまさか今自分が考えていたことまで悟ってしまうとは。

 

 

「少尉の脚…触れててとても気持ちいいです。滑らかで、しなやかで」

いつの間にか足首からふくらはぎへと伍長の手が伸びている。

再び体の奥に火がつく。皮膚がざわつきだす。

自制心と羞恥心があいまって体をよじらせてみたが、ますます感度が高まっていくだけで効果がない。

「こら伍長。やめないか。私は許可しておらんぞ」

「さっき聞いたときに特に返事がなかったので…。だめですか?」

 

 

目の前の男は上目遣いでこちらを見上げてくる。

いつも見下ろされているだけに、こんな角度から見られるとたまらない。

脚への刺激は止まない。なまじ時折体をあわせる関係になっているだけに、

求められていることに察しがついてしまう。

自分も同じことを考えているから余計に始末が悪い。

ここは庁舎内なのだ。

 

 

「多分…大丈夫です。昼過ぎまで、誰も帰ってこないから。
痛みがひどいなら、無理にといいませんが」

確信犯め。ここまでやっておいて。今更。
腹たちまぎれにネクタイを引っ張って顔を寄せてみる。

「臆さぬならば、かかってこい」

「じゃぁ、そうします」






※Hサマ素敵な絵を見せてくださってありがとうございました(^o^)/~~~~~







拍手[1回]

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Comments
無題
|壁|ョ∀`*)ニマァ お邪魔しますw
ご連絡いただいて(*´д`*)ハァハァ しながら読ませて頂きました!!
あぁぁ~~~可愛い☆可愛いよぉ伍長(*ノノ)<キャv
少尉のおみ足だけで「動機・息切れ」だなって(*゚∀゚)=3ハァハァ
漢な伍長にオネダリされたら少尉もメロメロですね☆
え~。素敵なSSを見せていただいたお礼を拙宅memoの方に
ご用意いたしましたm(_ _)m気に入っていただければ幸いです。
Posted by Hです - 2007.05.07,Mon 18:37:00 / Edit
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