ハード割るなんてなかなかだぜ、自分。
哀れ、1週間の命。とほほーん。
南瓜世界では伍長ばっかが剥かれてますが、縫い目ばっかで痛々しい。
他のメンバー剥いてみました。
廊下をすれ違う人の痛い視線が、ステッキンに注がれる。
自分の顔になにかついているのかと思って窓ガラスで確認したが、
そうでもなさそうだ。じゃあなんだろう、と目を行く先に向けると、
少し先を上半身裸のオレルドがシャツを手に平然と3課に向かって歩いている。
「お、オレルドさん。裸で何してるんですか?」
「見てのとおり、びっしょびしょ。濡れたシャツなんか着れたもんじゃねぇ。
3人そろって歩くと目立ちすぎるんで俺が着替えを取りに戻ってるの」
「庁舎内を裸で歩くなんて『ワイセツセクハラ罪』で懲罰房行きですよ!
第一、技術班を手伝いにいって濡れて帰ってくるなんてアヤシすぎます」
南瓜と鋏の看板が見えてきたころ、
ステッキンは突然後から柔らかいものに羽交い絞めにされる。
「悪いねぇ。アンタのところの野郎ども、水まきにちょっと貸してもらったよ」
「中尉!?」
「なんーせ格納庫の中が埃っぽかったんでね」
満面の笑みをたたえたウェブナーも、ツナギが体に張り付いている。
「ほーらステッキン、よぉっく見ておきな。いい体だねぇ」
がっちりとステッキンの顔を捕まえてウェブナーは、
オレルドの方に向かおうとしない彼女の顔を強引に固定する。
「な、何言ってるんですか」
「あれ、見たくないんだ。じゃ、こうしたら見なくて済むんだよ。ホラ」
いきなりア背中を押されて、ステッキンは目の前にいる
オレルドの胸に額から飛び込むはめになる。卒なく抱きとめられたはいいが、
体温や感触が妙にリアルで気恥ずいのか、首まで赤くなっている。
やにわに両方のお下げが持ち上げられ、体が反転される。
「俺の前歩いてりゃ、セクハラでもワイセツでもなし!部屋まで先導よろしく」
お下げを「人質」にとられ、一刻も早く部屋に戻りたい一心で歩くステッキン。
頭上で「どうも」「まったく…」というやり取りがなされていたことなど知らないまま。
※ 伍長の剥き身よりもオレルドの方が「観賞用」だろうか、と。
お下げは操縦桿。
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